まるぶれ

水族館が好きでよくいます。EOS Kiss M使用。Netflixで映画を観ます。

「ダークナイト・ライジング」観ました。エンディングについて考察します。

 

こんばんは。

とりいです。

 

早起きができましたので、午前中に「ダークナイト・ライジング」を観ました。

大変面白かったです。

この作品は、クリストファー・ノーラン監督版のバットマン3部作完結編です。

 

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www.marubrain.work

 

エンディングでアルフレッドがブルース・ウェインとセリーナ・カイルと遭遇するシーンが夢だったのか?

私は現実だと考えます。

 

「ダークナイト・ライジング」のエンディングはセンセーショナルでした。

アルフレッドが望むのはブルースとレイチェルの幸せだった。しかし、食事をしていたのは、セリーナ・カイルでした。

アルフレッドの中でカイルは冒頭の泥棒のイメージであり、二人が結ばれることは願わないはずです。

なぜアルフレッドはイタリアへ向かったかについては、ブルースの母の形見のネックレスのGPS発信情報を追ってきたと考えると辻褄があいます。ラスト付近で「ネックレスは見つかったか?」「まだです。」との会話があり、これが実質映画の最後の台詞となります。

 

自動操縦装置がブルースによって直されていたこと、そして非常脱出装置が機能され、脱出していたと考えると、ブルースは生きています。

結果として、ベインに勝利し、ゴッサムシティは守られる。

再び悪が舞い降りたとして、ゴードンとロビンがいます。

「誰でもバットマン」なることができ、「大切なのは意思だ。戦う意思だ。」です。

 

「ダークナイト・ライジング」の最後、なぜブルース・ウェインは死んだように見せかけ生きていたのか?

「死んだほうが英雄として素晴らしい物語になったと思う。」生きているか、死んでいるかのエンディングの分岐点です。

奈落に連行されたベインは、ブルースに向かって「お前は死を恐れていない。」と話します。ブルースはゴッサムシティを守るためなら命さえかけてもいいと考えているためです。

奈落脱出のため、命綱なしでジャンプをします。

「落ちたら死ぬ」の恐怖が、ブルースの場合、「落ちたら死ぬと同時にゴッサムを救えない。」となります。

生きる執着を覚えたブルースは、前半にアルフレッドが語った理想のブルースの将来につながります。

そのためには、ラストで死んだふりをして、表面上はバットマンは死んだことにしないといけないです。

「ダークナイト」の最後、デントを英雄として祭り上げ、省庁にすることで市民は奮起しました。

「ダークナイト・ライジング」では、バットマンを街の象徴とし、バットマンが救ったゴッサムシティをいつまでも守っていこうと市民は奮起します。 

仮面をかぶったバットマンが銅像になることでバットマンは象徴となり、ブルースはブルースに戻ります。