まるぶれ

水族館が好きでよくいます。EOS Kiss M使用。Netflixで映画を観ます。

【映画】アリータ:バトルエンジェルを観ました。【評価・解説・ネタバレなし】

 

こんばんは。

とりいです。

 

土曜日の午前中は車のワイパーが時々動かなくなるため、部品の取り換えをしました。

その後、映画館にて、「アリータ:バトルエンジェル」を観ましたので、感想を書いていきます。

 

www.foxmovies-jp.com

 

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出典元:(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporatio

 



 

「アリータ:バトルエンジェル」のあらすじ

舞台は、“支配する者”と“支配される者”の2つの世界に分断された、謎めいた遠い未来。サイバー医師のイドは、瓦礫の中から少女の人形の頭部を 拾い上げる。彼女は 300 年前のサイボーグであり、なんと脳は生身のまま生きていた。イドは、過去の記憶を失っていた少女に新たな機械の身体を与え、アリータと 名付けて成長を見守る。ある日、自分の中に並外れた戦闘能力が眠っていることに気づいたアリータは、自分が 300 年前に失われたテクノロジーで創られた“最強兵 器”だということを知る。逃れられない運命に直面した少女は、与えられた自分の命の意味を見つけるために、二つの世界の秩序を揺るがす壮大な旅に出る。

出典元:

アリータ:バトル・エンジェル - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

スタッフ・キャスト

スタッフ

監督:ロバート・ロドリゲス

製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー

製作総指揮:デビッド・バルデス

原作:木城ゆきと

 

キャスト

アリータ:ローサ・サラザール

イド:クリストフ・ワルツ

チレン:ジェニファー・コネリー

ベクター:マハーシャラ・アリ

ヒューゴ:キーアン・ジョンソン

 

「アリータ:バトルエンジェル」の基本情報

日本のSF映画「銃夢(ガンム)」の映画化を長年にわたり熱望していた「タイタニック」や「アバター」のジェームズ・キャメロンの脚本・製作により、実写映画化したアクション大作である。

ジェームズ・キャメロンが「アバター」続編の製作と重なったことで、「スパイキッズ」や「シン・シティ」の視覚効果を駆使したアクション映画で実績のあるロバート・ロドリゲスに監督を託した経緯がある。

原作は、木城ゆきとが1990年代に発表したSF漫画「銃夢(ガンム)」。漫画では斬新かつ創造的な世界観は、瞬く間に読者を魅了しました。

アリータ役は「メンズ・ランナー」のローサ・サラザール、「ジャンゴ 繋がれざる者」などのクリストフ・ワルツが出演する。

製作年は2019年、製作国はアメリカ、上映時間は122分。

 

「アリータ:バトルエンジェル」の評価・解説

日本の漫画の世界観と精神性に対するリスペクトを感じさせ、ハリウッドの大規模予算ならではの圧倒的なビジュアルとダイナミックなアクション描写を堪能できる作品です。

物語としては、未来を舞台に圧倒的な戦闘能力を持つサイボーグ少女が失われた記憶を探る姿を活写する。概ね原作漫画の前半の要素を再構成した作りで、主人公アリータが次第に人間らしさを身につけて、喜怒哀楽を表情豊かに表していく。

背景のテーマとしては少女アリータの成長・自立という、現代社会にも通じる普遍的要素がある。何も知らない主人公アリータが、幾多の困難を経て、善悪とは何か、愛とは何かといったことを学んでいく。

イドとアリータの親子愛を強めている背景には、脚本のジェームズ・キャメロン自身、執筆時に13歳の娘がいたことが大きく影響したからと語る。

 

サイボーグ戦士たちのボディのリアルな質感と映像の緩急を巧みに操るアクション演出が魅力的です。動作中のポーズと構図をスローモーションで印象的に表現し、漫画の決めゴマに値するインパクトをもたらし、日本漫画に対するリスペクトを感じさせる。

格闘球技「モーターボール」のシーンは、パフォーマンス・キャプチャーと呼ばれる最新技術を駆使しているため、ハイスパートなアクションに目を奪われる。

サイボーグ同士の戦闘シーンでは、CGに違和感がなく、臨場感が素晴らしい。私としては、攻殻機動隊を感じさせられた。

アリータ役ローサ・サルザールの目は「原作へのリスペクト」として、ポスプロのCGで実際より大きく描画されている。この大きな目に馴染めるかで、主人公への感情移入と作品に対する評価にも影響してくる。

私としては、最初こそ違和感を感じましたが、次第に慣れていき、中盤では違和感なく主人公へ感情移入することができました。

 

字幕の位置も工夫されており、字幕を見ることに対してのストレスがなかった。

 

まとめ

  • 実写にCGを加えたキャラクター造形の点でも本作は画期的です。
  • アクションシーンでの映像の緩急、臨場感に興奮する。
  • 少女アリータの成長と自立に感情移入する。
  • 製作陣が続編を視野に入れていることは明白であり、続編に対して期待がある。
  • 現在上映中なため、是非お勧めしたい作品です。